卒業記念品には文房具がイチオシ!名入れ・文字入れ方法や制作時の注意点
学校の卒業式に向けて記念品を用意する際、何を選べばよいか迷ってしまいませんか?また、費用感がいまいちピンとこないとお悩みの方もいるでしょう。限られた予算内で誰からも喜んでもらえる卒業記念品にしたいなら、イチオシは「文房具」!さらに名入れ加工を施せば、思い入れの深い品になりますよ。
今回は、卒業記念品に文房具をおすすめする理由と、卒業生がもらって嬉しいこと間違いなしのハイセンスな8アイテムをご紹介します。選定時の注意点と名入れ加工の方法もご紹介しますので、これから卒業記念品の準備を始める学校関係者の方は、ぜひご一読ください。
卒業記念品に名入れ文房具をおすすめする3つのワケ
文房具は、次の3つの理由から、学校の卒業記念品にふさわしいグッズです。
●実用性が高い
● オリジナリティが出しやすい
● 人を選ばない
実用性が高い
文房具は、もらって嬉しい贈り物の条件の一つである「実用性」を満たしたグッズです。卒業後の進学先・就職先はもちろん、プライベートの日常生活でも使う機会に事欠かないため、誰からでも活用してもらえます。
特別感が出しやすい
多彩な種類がある文房具は、選択肢の幅が広いため、ほかとは被りにくい卒業記念品が作れるはずです。また、アイテムの種類やデザインが同じでも、名入れや校章・メッセージなどを文字入れすれば、一つひとつ違った特別感のある卒業記念品になりますよ。
人を選ばない
好みにかかわらず使い道が広くてサイズも小さい文房具は、贈る人を選びません。また、教職の方は職務上で文房具の利用シーンが多いため、卒業生から恩師へ贈る記念品にも最適です。卒業記念品のアイテム選びに迷ったときは、文房具を選んでおけば間違いないでしょう。
卒業記念品にピッタリ!センスのいい文房具8選
ここからは、卒業記念品にふさわしいハイセンスな全8点の文房具のご紹介です。
名入れ対応OK!特別感が演出できる文房具
名入れ・文字入れ加工を施せば、既製品の文房具がオンリーワンへ贈る特別な品に早変わり!ここでは、名入れ対応のギフト向き文房具を5つご紹介します。
シヤチハタ「ネームペン プリモ」は、滑らかな書き心地とシンプルなフォルム、上品でカジュアルな色づかいが魅力のボールペンです。ボールペンとネーム印が一本になっているため、プライベートやビジネスシーンに役立ちます。
ボディーカラーは全5色。創立記念や卒業記念、成人記念、就職祝いの贈り物として人気が高く、実用的で高品質なことから導入されています。
プレゼントした後に各自で好きな印面を指定できるメールオーダー式の商品もご用意していますので、あわせてご検討ください。
ボディーカラー | 5色/ホワイト、パールブルー、パールピンク、ブラック、シルバー |
書体 | 8種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体 |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
ボディーカラー | 8色/ホワイト、ペールグリーン、ペールブルー、ペールピンク、青、赤、黒、シルバー |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 6色/紫、赤、藍色、黒、朱色、緑 |
レイアウト | 30種類 |
ボディーカラー | 7色/ワインゴールド、シャインシルバー、シャンパンゴールド、オレンジ、ブルー、マットブラック、シルバー |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
マットな落ち着いた質感にパーカーのシンボル「矢羽クリップ」が映えるスマートなフォルムです。
シヤチハタ「ネームペン・パーカー プラウディ」は、英国王室御用達の高級筆記具ブランド「PARKER(パーカー)」とのコラボレーションアイテム。油性ボールペンにネーム印を組み合わせた、ビジネスの場にふさわしい一本となっています。
流れるようなボディーラインは美しく、大人っぽいシックなデザインと色づかいが落ち着きの中に華やかさをプラス。インキ補充もできるため、長く愛用できますよ。
高級感のあるギフトケースが付いており、卒業など特別なシーンの記念品に最適です。
ボディーカラー | 4色/レッドCT、ブルーCT、ブラックCT、シルバーCT |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
「ネーム9 証」は、卒業記念品のために作った卒業シーンに大注目の新商品です。ボディのデザインがホルダーのようになっており、校名を文字入れすればまるでミニチュアの卒業証書のよう!
本体ボディのカラーはベーシックな黒ワニ柄と清潔感のある白ワニ柄の2種類。そのまま贈れるデザインの専用ギフトボックスに入れてお届けします。
ボディーカラー | 2種類/黒ワニ柄、白ワニ柄 |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流(※勘亭流は別注品のみ) |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
インパクト大!オリジナリティあふれる文房具
ありきたりな文房具でも、オリジナリティのあるデザインを選べば特別感がぐっと上がります。ここでは、卒業記念品にマッチする、一風変わったデザインのギフト向き文房具を3点ご用意しました。
シヤチハタ「ネーム9 ギフト」は、木目調の組箱に熨斗(のし)を巻いた専用ギフトケース入り。特別感が伝わるたたずまいで、巣立ちを祝う卒業記念品にぴったりです。
なお、ネーム印の本体のデザインは、日本の四季をイメージしています。
春の桜「桜花柄(おうか)」
夏の海「青海波柄(せいがいは)」
秋の紅葉「紅葉柄(もみじ)」
冬の雪「雪華柄(せっか)」
どのデザインも素敵ですが、記念品を贈る時期や、卒業生の誕生日などに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
ボディーカラー | 4色/桜花柄、青海波柄、紅葉柄、雪華柄 |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
LIPIN
「LIPIN」は、まるで口紅のようなボディデザインのインキ内蔵式のネーム印は、実用性はもちろん、デザインのインパクトもバッチリ!かわいい物好きの女子学生へ贈る卒業記念品におすすめです。
印面が繰り出し式になっていて、なつ印する姿もエレガントに見えるため、素敵な女性になってほしいという願いが形にできます。
本体ボディのカラーは、リップケースをイメージした金属製のブラックとピンクゴールドの2種類。インキはパーソナルカラーを取り入れた特別な3色「ルビーレッド」「サンセットオレンジ」「プラムピンク」を採用し、ボディと自由に組み合わせて選べます。
ボディーカラー | 2色/ブラック、ピンクゴールド |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 3色/ルビーレッド、サンセットオレンジ、プラムピンク |
レイアウト | 30種類 |
シヤチハタ「ネーム9 Vivo」は、洗練された雰囲気が魅力のネーム印です。ワンランク上のマットな質感が、ビジネスのどんな場面にも自然になじみます。ボディーカラーとデザインはシンプルですが、存在感は抜群です。
ほかにはないデザインだからこそ、ボディーカラーには高級感を後押しするシンプルな6色を採用しました。社会へと巣立つ学生への卒業記念に、ぜひ上質な一本を贈ってみてはいかがでしょうか。
ボディーカラー | 6色/ホワイト、ブラック、ブラウン、マットシルバー、メタリックブルー、メタリックレッド |
書体 | 9種類/楷書体、行書体、隷書体、古印体、明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、てん書体、勘亭流 |
インキ色 | 6色/朱色、黒、緑、赤、藍色、紫 |
レイアウト | 30種類 |
卒業記念品の名入れ・文字入れ例
卒業記念品に名入れや文字入れする場合、2種類の方法が選択可能です。また、両者とも日本語表記のほか、アルファベット表記にする選択肢もあります。
学校名やロゴなど「同じ内容」を入れる方法
一つは、卒業記念品に学校名や年度など、すべて同じ内容を入れる方法です。
例)
・〇〇年卒業記念 △△高等学校
・□□私立△△高等学校 令和◯年度 卒業記念
なお、狭い範囲に漢字が連続するテキストをプリントする場合、文字がつぶれて読みづらくなってしまう可能性があります。印刷可能範囲に収まる文字数であれば大丈夫ですが、卒業記念品に学校名を文字入れする際は注意が必要です。
名前など「個別に違う内容」を入れる方法
もう一つ、卒業記念品に卒業生それぞれの名前を刻印するなど、すべて異なる内容を入れる方法があります。
学生数が多いマンモス校では管理が煩雑になりますが、一人ひとりの名前を個別に入れた卒業記念品は特別感が抜群です。
ただし、個別に違う内容を入れると、卒業記念品の単価が高くなりやすい傾向にあります。注文する前に、どの程度の費用がかかるのか確認し、予算とも照らし合わせながら相談しておきましょう。
卒業記念品に文房具を選ぶ際の注意点
文房具を卒業記念品として選ぶ場合は、以下の点に注意しましょう。
贈る側だけではなく受け取る卒業生の気持ちを考慮する
先生やPTAの方々の意向だけで卒業記念品を選んでしまうと、実際に使用する卒業生にとって使いづらいものになるかもしれません。
たとえば、学校名の入った卒業記念品はとてもわかりやすい思い出の品です。しかし、中には「出身校を知られたくない」「外で使いづらい」と感じる卒業生もいるかもしれませんよね。
贈る側・受け取る側の気持ちにギャップが生じるのはある程度仕方のないことではありますが、実際に受け取る卒業生の気持ちをできる限り汲んであげることが大切です。
名入れ・文字入れの文言が変えられないなら、アルファベット表記にするだけでもまったく印象が違います。前例にならうだけではなく、卒業生のことを考えて制作すれば、もらって嬉しい卒業記念品になるはずです。 卒業生の気持ちに寄り添い、お互いに納得できる実用的な記念品を探してみてください。
長く使えるアイテムを選ぶ
卒業記念品には、長く活用できる文房具を選びましょう。使い捨てや短期的な使い方しかできな卒業記念品より、高級感のあるペンや印鑑などの長く愛用できる文房具のほうが、学生の満足度も高い傾向にあります。
また、目立つ位置に大きく学校名などを入れると、人前では使いづらいといった声も少なくありません。名入れの大きさや表記、文房具のデザインなどにも考慮して、社会人になっても持ち歩きやすいものを選ぶことをおすすめします。
予算に応じて最適な商品を選ぶ
卒業記念品をつくる際は、予算組みをしっかり行いましょう。記念品の予算相場は、およそ2,000円〜10,000円程度です。
名入れの方法は、主に印刷と彫刻の2種類があります。それぞれ印字に適した素材が異なるほか、制作にかかる費用も変わるため、コスト高になりすぎないよう注意してください。
できる限り早期に制作を始める
卒業記念品制作は、予算組みを含め、なるべく早めに準備を始めてください。
一般的に、卒業記念品の制作シーズンは7月末〜翌年1月末ごろであり、それを過ぎると品薄で選択肢が狭まる可能性が高くなります。
すぐに発注しないとしても、グッズ選びの際は予算との兼ね合いも重要なポイントになりますので、事前に見積もりだけでも依頼しておくと制作工程がスムーズになるでしょう。
卒業シーンにふさわしい文房具で思い出に残る記念品を
名入れやオリジナリティのある文房具は、卒業生にとって母校を思い出す特別な品になります。できるだけ長く愛用してもらうためにも、実際に使用する卒業生がもらって嬉しいものや、使い道に困らないことを重視したグッズを選びましょう。
来年の3月に、それぞれの道へ巣立つ卒業生たちへ、心からのエールを込めた卒業記念品を贈ってあげてくださいね。