結婚式の招待状は手作りで!ふたりで作れるペーパーアイテムと作り方
結婚式には、特別感のある招待状や飾りつけでゲストを楽しませたいところ。思い切って手作りすれば、個性あふれる式になります。ただ「何かと忙しい結婚式前にわざわざ手作りするのは大変だし、ルールも複雑で難しそう……」と感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、結婚式の招待状やペーパーアイテムの手作りをおすすめする理由と作り方、作業時の注意点をご説明します。手作りにチャレンジしたくなるお役立ちグッズも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚式の招待状・ペーパーアイテムを手作りするメリット
結婚式の招待状やペーパーアイテムは外注のほうが手軽で仕上がりもきれいになると考える方もいるかもしれませんね。しかし、手作りには外注にはない以下6つのメリットがあります。
- イメージを形にできる
- 特別感が出る
- あたたかみがある
- 思い出になる
- 修正がきく
- 費用が安い
イメージを形にできる
既製品やオーダーだと、必ずしも思い通りのデザインになるとは限りません。手作りすれば、工夫次第で思い描く理想の招待状を形にできますよ。
特別感が出る
手作りした招待状やペーパーアイテムは、ふたりだけのオリジナルの作品です。ふたつとない特別感があるため、招待客をびっくりさせられるかもしれません。
あたたかみがある
手作りの招待状には、既製品にはないあたたかみがあります。美しい仕上がりにならなかったとしても、送る相手に真心が伝わるでしょう。
思い出になる
新しく夫婦になるふたりでコミュニケーションを取りつつ、力を合わせて招待状・ペーパーアイテムを作った経験は、きっと良い思い出になるはずです。同じ作業に取り組む中で、ふたりの絆がより深まりますよ。
修正がきく
結婚式場のプランや専門メーカーに外注した場合、ミスやイメージ違いの際の修正に時間がかかります。時期によっては、修正を受け付けてもらえないこともあるでしょう。手作りなら、ミスに気づいた際すぐに修正できます。
費用が安い
デザインや仕様にもよりますが、外注より手作りのほうが費用を抑えられるケースが多いといえます。節約できた費用をほかの準備に回せるため、準備費用に余裕が生まれるでしょう。
結婚式の招待状・ペーパーアイテムの作り方
ここからは、結婚式の招待状・ペーパーアイテムの作り方を7つのステップに分けてわかりやすくご説明します。各ステップにおけるポイントやコツも紹介しますので、制作を始める前に確認してみてください。
1.招待客をリストアップする
まず、招待予定のゲストを新郎・新婦ごとにリストアップしましょう。郵送もしくは手渡しなど、ケース分けしてリストを作成しておくと確認作業が楽になります。
2.デザインを考える
次に、招待状やペーパーアイテムのデザインを考案します。悩んだときは、これまで貰った招待状やペーパーアイテム、インターネットの情報を参考にしてみましょう。結婚式場の雰囲気やふたりの個性などに応じてイメージを統一し、余白を広めに取るとスタイリッシュな印象になりますよ。
3.文面を決める
続いては、招待状・ペーパーアイテムの文面やフォントを検討します。相手との関係性にもよりますが、儀礼的なスタイルで簡潔に書くのが一般的。悩んだときは、読みやすさを重視して選ぶと無難です。
4.印刷する
デザインと文面が決まったら、必要枚数分を印刷します。全枚数を印刷する前に、試し刷りで確認してから本発注するとよいでしょう。
5.仕上がりをチェックする
必要枚数が揃ったあとは、デザインや誤字脱字の有無など、仕上がりを一つひとつ慎重に確認してください。特に、個別に送るメッセージやふせんは間違うと失礼になるため要注意です。
6.発送準備をする
宛名の向きや取り出しやすさ、読む流れを意識しつつ「招待状→案内図→返信用ハガキ」の順に封筒へ入れます。二つ折りのカードなら、同封物を間に挟んでも構いません。封筒は封緘やシール、ハンコなどでとじておくのが礼儀です。
7.発送・保管する
ペーパーアイテムは式場の指示があるまで保管し、招待状は適切な時期に発送します。切手の料金不足や、返信用ハガキへの貼り忘れが心配なときは、料金別納郵便シールにすると安心です。
結婚式の招待状・ペーパーアイテムを手作りする際の注意点
結婚式には、普段とは異なる独特な決まりごとがあります。招待状やペーパーアイテムを手作りする際、特に気をつけておきたいポイントは次の6つです。
- 持ち込み料金を確認しておく
- 余裕を持って準備を進める
- サンプルを取り寄せる
- 宛名は手書きする
- 文章のマナーに気をつける
- 切手にもこだわる
持ち込み料金を確認しておく
結婚式場もしくは提携業者以外からの持ち込みの場合、別途料金が設定されているケースも少なくありません。予想外の金額になるかもしれないため、事前に具体的な料金を尋ねておくと安心です。
余裕を持って準備を進める
結婚式の招待状・ペーパーアイテム作りとほかの準備を同時進行するのは、想像以上に時間がかかるものです。発送日や式当日から逆算し、遅くとも結婚式の2カ月前までに発送できるように進めてください。
サンプルを取り寄せる
招待状の用紙や封筒は、まずサンプルを取り寄せて確認することをおすすめします。写真と実物では、イメージが異なるケースもめずらしくありません。自分の目できちんとチェックしてから注文してください。
宛名は手書きする
封筒の宛名は「太く濃く」というゲン担ぎとして、毛筆もしくは筆ペンで手書きするのが一般的です。うまく書けなくても問題ありませんので、丁寧に書くことを心がけましょう。
文章のマナーに気をつける
結婚式の招待状には、縁が切れることを連想させる「句読点」は不要です。また、ネガティブな表現や「死」「苦」などの忌み言葉、重ね言葉である「再び」「いろいろ」「なお」などの表現もタブー視されています。
切手にもこだわる
結婚式の招待状を送るときは、松・竹・梅モチーフの慶事用切手を用いましょう。季節の花や地域ごとの風景、グリーティングなど、定期的に販売されている特殊切手も、気遣いが感じられて素敵です。
結婚式の招待状・ペーパーアイテムの手作りにおすすめなアイテム4選
ここからは、結婚式の招待状・ペーパーアイテムを手作りする際、簡単におしゃれな雰囲気になるイチオシのグッズを4つご紹介します。
水彩画のようなイラストが描ける「いろもようペン」
結婚式の招待状・ペーパーアイテムに直筆のイラストを添えたい方におすすめなのが「いろもようペン」。筆圧によって質感を繊細に表現できるほか、濃淡/混色用のペンや数種類のカラーの併用でグラデーションも楽々です。
◾️商品紹介ページはこちら
フレーム作りにぴったり「nototo roller」
シンプルな招待状・ペーパーアイテムにオリジナリティを加えたいときは「nototo roller」でフレームを描いてみてください。印面は花や動物、チェック柄など大人かわいい6種類をラインナップ。色塗りアレンジも楽しめます。
◾️商品紹介ページはこちら
重ね捺しで映える「クラフトはんこ」
色を変えながら重ね捺ししたり、ズラして捺したりするだけで、色鮮やかで美しい雰囲気を作れる「クラフトはんこ」シリーズ。教会・チャペル式と神前式のどちらにも対応できる和・洋の豊富な印面をラインナップしています。
◾️商品紹介ページはこちら
余白が鮮やかに埋まる「回転デコレーションスタンプ」
「回転デコレーションスタンプ」は、1つの本体に13柄の印面がセットされた商品。余白を埋めたり、手書きをアレンジしたりと、いろんなデコレーションを楽しめる欲張りアイテムです。
◾️商品紹介ページはこちら
好きな文字を組み合わせてポンっとひと押し「柄付ゴム印 連結式 アルファベット」
「柄付ゴム印 連結式 アルファベット」があれば、英字やナンバーをきれいな書体に統一できます。縦・横やサイズ違いも連結できるため、使い道は無限大。明朝体とゴシック体の2種類に分かれています。
◾️商品紹介ページはこちら
結婚式の招待状・ペーパーアイテムは手作りでおしゃれに決めよう!
結婚式の招待状・ペーパーアイテム作りは、新たに夫婦になるふたりの共同作業です。思い描くイメージを形にできるだけではなく、新たに夫婦になるふたりの絆を深めるきっかけになります。また、式場やメーカーに注文するより出費が抑えるのもうれしいポイント。独特の決まりごとを知らずに失敗することがないよう、注意点を事前にチェックしてから作業に取りかかってくださいね。