手形アートを楽しもう!保育園でおすすめの製作アイデアをご紹介
保育園で定番の製作活動の一つに、手形アートがあります。保育園の先生たちの中には、「子どもたちに楽しんでもらうため、いろいろなアイデアを知りたい」と考えている方もいるでしょう。
この記事では、保育園でおすすめの手形アートの製作アイデアをご紹介します。その他のレクリエーションも解説していますので、子どもの成長の記録をかわいく残したい方はぜひご覧ください。
保育園の製作で手形アートがおすすめな理由
保育園での製作活動に手形アートをおすすめするのには、いくつか理由があります。ここでは、代表的な3つをご紹介します。
- 工程がシンプル
- 年齢に応じた狙いがもてる
- 成長の記録として残せる
工程がシンプル
手形アートの工程は、「手にインキを付けて紙に押すだけ」とシンプルです。複雑な手順がない分、子ども自身が工夫しながら楽しく製作できます。また、大人がサポートすれば、0歳児から楽しめるのもおすすめポイントです。
年齢に応じた狙いがもてる
保育園での製作活動は、狙いをもって取り組むことが大切です。手形アートなら、子どもの年齢に合わせて目的を変えられます。0〜2歳、3~5歳のねらいの例は次のとおりです。
- 0~2歳…感触や感覚を味わう、インキの色が付く様子を楽しむ
- 3~5歳…材料の特性や特徴を知る、表現の楽しさを味わう
成長の記録として残せる
手形アートは子どもの成長の記録としても役立ちます。子どもの成長は早く、すぐに手が大きくなってしまうため、かわいらしいサイズ感を手形で残しておけるのは大きな魅力です。定期的に手形アートに取り組み、以前取ったものと見比べることで、より子どもの成長を感じられるでしょう。
手形アートにおすすめのスタンプパッド
手形アートで準備するものとして、欠かせないのがインキです。絵の具でも代用できますが、落ちにくいうえ、誤飲が心配な方もいるでしょう。手形アート専用のスタンプパッドを使えば、大人も子どもも安心して製作を楽しめます。
「PALM COLORS」は肌にやさしく、手形を押したあとは水洗いやウェットティッシュなどで簡単に落とせます。耐水性や耐光性に優れたインキを使用しているため発色がよく、色あせしにくいのも魅力です。子どもの成長を、きれいな状態で残せるのはうれしいですね。
また、「傾斜型ヒンジ」の採用によって、握った状態の赤ちゃんの手も開きやすいのもポイント。0歳児でもスムーズに取り組めるので、手形アートをする際はぜひ採用を検討してみてください。
手形アートの製作アイデア5つ
手形アートは工夫次第で、いろいろなアレンジが楽しめます。ここでは、保育園におすすめのアイデアを、定番から少し手を加えるものまで、5つご紹介します。
どれも大人がサポートすれば簡単にできるので、気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。
- お誕生日カード
- 花火
- 桜や紅葉などの木
- ちょうちょ
- ハロウィンおばけ
お誕生日カード
▼必要な道具
- 画用紙
- インキ
- 紙皿
- ペン
- 筆
▼作り方
好きな色のインキを手のひらに付け、画用紙に押します。インキが乾いたら、手形の各指にペンで顔を描いて完成です。お誕生日はもちろん、子どもの成長の記録や、敬老の日などのプレゼント製作に活用してもよいですね。
花火
▼必要な道具
- 画用紙(黒)
- インキ
- 紙皿
▼作り方
好きな色のインキを手に付け、黒い画用紙に手形を取ります。押した手形から火の粉が飛んでいるように、指でインキを塗ります。小さな子どもなど、火の粉の部分をインキで表現するのが難しい場合は、代わりにシールを使うのもおすすめです。
桜や紅葉などの木
▼必要な道具
- 画用紙
- インキ
- 紙皿
- ペットボトル
▼作り方
木の幹部分を作るため、子どもの手のひらから腕までしっかりインキを塗って、画用紙に押します。幹部分がしっかり乾いたら、ペットボトル底にインキを付け、花びらや葉っぱをスタンプのように押していきます。桜を作るとき、ペットボトルをスタンプにすれば、一気にたくさんできますが、代わりに指で一枚ずつ花びらを表現してもよいでしょう。
ちょうちょ
▼必要な道具
- 画用紙(土台用)
- 画用紙や折り紙(パーツ用)
- インキ
- 紙皿
- のりやボンド
- カラーペン
- はさみ
- モール
▼作り方
パーツ用の画用紙に子どもの手形を押し、はさみで切り取って羽根にします。ちょうちょの顔や体は、パーツ用の画用紙や折り紙を切って作ります。目や口など、細かい部分はカラーペンで書きましょう。土台用の画用紙に各パーツと、触覚となるモールを貼ったら完成です。ちょうちょの周りにチューリップやタンポポなどを描くと、春らしく仕上がります。羽根部分は、足形を使ってもよいですね。
ハロウィンおばけ
▼必要な道具
- 画用紙(土台用)
- 画用紙や折り紙(パーツ用)
- インキ
- 紙皿
- のり
- はさみ
- カラーペン
▼作り方
パーツ用の画用紙に、好きな色のインキで手形をとります。手形をはさみで切り取り、土台用の画用紙に逆さにして貼り付けます。パーツ用の画用紙や折り紙でおばけの帽子を作って貼り、ペンで顔を描けば完成です。おばけだけでなく、カボチャやコウモリなどをプラスすると、よりかわいく仕上がります。
そのほか保育園でおすすめのレクリエーション
手形アート以外にも、保育園でおすすめのレクリエーションはたくさんあります。ここでは、手軽に楽しめる製作アイデアを2つご紹介します。
- 立体お絵かき
- オリジナルの折り紙づくり
立体お絵かき
保育園での製作活動と聞いて、「お絵かき」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。ただ定番すぎて、少しもの足りなさを感じる場合もあるかもしれません。
そんなときは、立体的な絵が描ける「ペタペタおえかき」がおすすめ。絵の具に弾力があり、感触や感覚を楽しみながらお絵かきできます。水や筆を使わないので、準備や後片付けに手間が掛からないのも特長です。
ペタペタおえかきを使った、立体お絵かきのやり方は簡単です。絵の具を練ってから、指に直接つけて引き延ばすように絵を描きます。単色で使うのはもちろん、何色か混ぜてオリジナルのカラーを作るのもおすすめです。紙だけでなく、ガラス瓶などツルツルした素材にもお絵かきできます。
オリジナルの折り紙づくり
「おりがみ工場」を使って折り紙から手作りすると、製作活動の幅がより広がります。使い方は、プラスチックのプレートに紙をセットし、ゆっくり斜めに引くだけ。はさみやカッターといった刃物を使用しないため、子どもも安全に楽しめます。
おりがみ工場を使うと、大と小の2サイズの折り紙が作れます。新聞紙や包装紙、チラシなど、いろいろな紙をリサイクルして、製作を楽しんでみてください。
手形アートでかわいく成長の記録を残そう
手形アートはアイデア次第で、子どもの年齢に応じたねらいがもてます。定期的に作品を作れば、子どもが育つ過程がわかるでしょう。手形アート専用のスタンプパッドを使えば、大人も子どもも安心して製作を楽しめます。「PALM COLORS」は肌にやさしく、安全なスタンプパッドです。スタンプしたあとは水洗いやウェットティッシュなどで簡単に落とせるので、後片付けが楽なのもうれしいポイント。ぜひ活用してみてください。
工夫次第で様々な物を表現できる手形アート。この記事でご紹介したアイデアを参考にして、かわいく成長の記録を残してみてくださいね。