育児で忙しくても上手く掃除する方法
育児で忙しくて掃除する時間がない!掃除してもすぐに散らかるしキリがない!など、育児中の掃除や片付けは、小さい子どもを育てる方の悩みの種です。子どもの世話で忙しい中、どうしたら効率よく掃除ができるのでしょうか。
この記事では、育児中でも上手く掃除する方法を解説いたします。育児中の掃除の仕方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
育児中はなかなか掃除ができない
育児中は何かと子どもに手がかかり、掃除や洗濯、食事の支度が思うように進まないものです。
0歳の赤ちゃんは授乳やミルク、離乳食やおむつ替えをしているうちに一日が終わることもあるでしょう。この時期はまだ眠りが浅いため、赤ちゃんが寝ている間に掃除機などのモーター音を出すこともできません。
1歳前後では、歩きはじめる子が多く活発に動きまわるようになります。高いところに登ったり、色々な物に手を伸ばしたりするためいつも目が離せません。
2歳になるとイヤイヤ期に入り、親の思うように動いてくれず何をするにも時間がかかります。遊び終わったおもちゃなどをひとりで片づけることはまだむずかしいため、放っておくと家の中はたちまち散らかってしまうでしょう。
小さい子どもを育てながら、掃除が行き届いたきれいな家を保つのは至難の業と言えます。
育児中の掃除は完璧を目指さないのがコツ
思うように掃除が進まないとわかっていても、散らかった部屋を見渡すとついイライラしてしまいがち。しかし、そこはぐっと我慢が必要です。
子育て中は、まとまった掃除の時間を取ることがむずかしいため、完璧にきれいにすることはほぼ不可能なのです。掃除はできる範囲で十分と捉えて「ほどほどにできていれば良し!」と思考を変えましょう。全く掃除ができない日があっても当然です。毎日きれいにしなければならないと自分を追い込まずに、気楽に掃除することを心掛けましょう。
育児中でも上手く掃除する方法6つ
続いて、育児で時間がなくても上手く掃除する方法をご紹介いたします。ぜひ少しずつ取り入れてみてください。
何かのついでに掃除する
何かのついでに掃除ができるチャンスはたくさんあります。
例えばトイレに入ったとき、トイレットペーパーで便器や床をさっとひと拭きしてそのまま流せば、いつもきれいなトイレを保てます。洗面台や洗面台の床も同様に、使ったときにティッシュペーパーでひと拭きしそのままゴミ箱に捨てれば完了です。
掃除用具はすぐ手に取れる場所に配置する
掃除用具は家中の至るところに配置すると、マメに掃除ができるようになります。
掃除用具といってもさっと拭き取れるウェットティッシュやティッシュペーパーで十分です。ハンディワイパーは置く場所を取らず、細かいホコリがきれいに取れるのでおすすめです。
便利グッズを活用する
簡単にお掃除できる便利グッズを取り入れるとお掃除が楽になります。
歩くだけで床の掃除ができるモップ付きのスリッパや、伸縮するお掃除モップがあればどこでもスイスイ気軽にお掃除が可能に。セスキ炭酸ソーダのスプレーは汎用性が高く、ほとんどの場所の掃除ができるため一つあると便利です。酸素系漂白剤はお風呂や衣類、食器などつけ置きするだけできれいになるので手間が省けますよ。
家電を活用する
家事の時短のために家電を活用するもの一つの方法です。
お掃除ロボットは床をあらかじめ片づけておく必要はありますが、外出中になどに起動すれば家中をきれいにしてくれます。スティック型のコードレス掃除機は都度電源コードを抜き差しする必要がないため、汚れやすい場所に置いておけば気軽に使うことができます。
購入するとなると検討が必要な価格ではありますが、あれば掃除が格段に楽になるでしょう。
大掃除したいときは子どもを預ける
レンジフードやエアコンなどは、子どもが家にいてまとまった時間が確保できないと掃除が難しい場所です。
普段は掃除ができない場所や一気に大掃除したい場合は、思い切って子どもを頼れる人に預けましょう。地域の一時保育などのサービスを利用したり、祖父母にお願いして面倒をみてもらうと安心です。
子どもができることを増やす
子どもが少しでも自分のことを自分でできるようになると、徐々に掃除の時間を確保できるようになるでしょう。
例えば、自分で歯磨きをしてから親が仕上げ磨きをするように習慣づければ、洗面台で歯を磨いているのを見守りながら洗面台周辺のお掃除ができます。着替えを自分でするようになれば、見守りながら周辺の物を片づけたり掃除機をかけたりすることができます。
時間はかかりますが、少しずつ子どもができることを増やしてあげましょう。
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育児中の掃除はひとりでがんばらない!
育児をしながら掃除をするには、便利なお掃除グッズや家電を取り入れたり、周囲に頼ったりしてひとりでがんばらないことが大切です。
また、子どもが成長するにつれて、徐々に掃除する時間が確保できるようになります。自立するまでは時間がかかりますが、少しずつできることが増えていきますので、サポートしながら見守りましょう。
シヤチハタでは、子どもの自立を促すサポート商品を展開しています。「お着替えできるポン」は、お着替えの際に洋服の前後をわかりやすくするためのスタンプ。かわいい動物の印面と目を合わせながらお着替えする習慣をつけていけば、楽しく主体性を育むことにもつながりますよ。