ナンバリングスタンプとは?メリットとおすすめスタンプをご紹介
ナンバリングスタンプは押すごとに数字が繰り上がっていくスタンプで、書類に通し番号やページ数を振るなど主に事務作業で活躍します。なつ印のたびにダイヤルを回して数字を変更する手間がなく、会議資料や管理書類、伝票などへ手軽にナンバー付けが可能です。
今回は、ナンバリングスタンプの概要と使用するメリットに加えて、シヤチハタ「ページナンバースタンプ」についてご紹介していきます。使用方法なども解説しているので、ぜひご覧ください。
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ナンバリングスタンプとは?
ナンバリングスタンプとは、書類などに連続した番号をなつ印するのに便利なスタンプです。
通常は1連続(一回)ごとに数字が一つ自動で繰り上がりますが、中には2連続・3連続と定数回ごとに番号が繰り上がるように設定できるものや、0連続に設定することで同じ数字だけを連続して押すことができるものもあります。
資料へのページ付けなど事務作業はもちろん、製造した商品へのロット番号やシリアルナンバー、日付などをなつ印する目的でも活用されています。なつ印するたびに印面の数字を取り替えたり、セットし直したりする必要がないため、ナンバリングの効率化が可能です。
ナンバリングスタンプのメリット
ナンバリングスタンプのメリットは、数字の重複などのミスが起こりにくいことです。手書きだと番号を記憶しながら作業しなければならず、同じ数字を書いてしまうこともあるでしょう。しかし、ナンバリングスタンプなら自動で番号が繰り上がっていくため、その心配がありません。
また、手書きだと書き手のクセが出てしまい、場合によっては数字が読みとりづらくなることもあります。しかし、ナンバリングスタンプは数字の見た目が書き手に左右されることがないので、見づらいなどの問題もなくなります。
シヤチハタ「ページナンバースタンプ」
ナンバリングスタンプは「連続した番号をなつ印するスタンプ」なのでオフィス用品としての側面が強いですが、シヤチハタの「ページナンバースタンプ」はさまざまな用途に活用できます。
さまざまな用途に使用できる
「ページナンバースタンプ」は会議資料や管理書類、配布資料、伝票などさまざまな書類の通し番号づけに役立ちます。またオフィス以外でも活用でき、例えば抽選券やチケット、お祭りなどに使用するくじの番号づけを行う際などにも役立ちます。
自動でカウントアップする
「ページナンバースタンプ」は、なつ印するごとに2桁までの数字が自動でカウントアップします。数字の変更もダイヤルを回るだけと簡単なので、リズミカルになつ印作業が行えます。
印影がきれい
「ページナンバースタンプ」は耐水性や耐光性、耐薬品性に優れている油性顔料系インキを使用しており、印影がきれいなので視認性が高いです。印面の字体は「明朝体」と「ゴシック体」から選べるので、使用シーンに合わせて使いわけも可能です。
加えて、スライド部分が透明になっており、なつ印位置を確認しやすいという利点もあり、印面がズレる心配がないため仕上がりもきれいです。
軽くて持ちやすい
「ページナンバースタンプ」は、本体がプラスチック製、印面がゴム印でできています。従来の金属製のナンバリングスタンプよりも軽くて持ちやすいため、なつ印作業の負担を軽減できます。
インキ10滴で300回なつ印できる
インキを10滴補充すれば連続で約300回なつ印できます。インキ補充の手間が少なく経済的なので、会社や教育機関、ボランティア、地域支援センターなど場所や役割を問わずにさまざまな現場で重宝します。
なお、「ページナンバースタンプ」は001~699の数字までのナンバリングが可能ですが、それ以上の4桁・5桁などのナンバリングには対応していません。大きい桁の数字のナンバリングを行うなら、「回転ゴム印」がおすすめです。
グリップは握りやすく、押しやすいので、なつ印作業がラクに行えます。印字ベルトには特殊なゴムを採用しているため耐久性も抜群です。印面の書体は明朝体とゴシック体から選べる他、8桁の数字のナンバリングも可能です。
「ページナンバースタンプ」の使い方
ページナンバースタンプは、以下の手順で使用しましょう。
1.本体を両手で持ち、カチッと音がするまで透明スライドを押し込む 2.左右にあるダイヤルを回して印字ベルトの数字をセットする 3.本体横にあるロックボタンを押し、透明スライドを戻して使用する |
ページナンバースタンプは1連続で繰り上がっていく形式で、3桁のうち1桁目と2桁目まで自動で繰り上がる仕組みになっています。
一番左の3桁目は自動繰り上げではないので、続けて押して番号が重複しないように注意しましょう。
例えば「 01」に揃えてなつ印していくと1〜99までは番号が自動で繰り上がりますが、3桁目の数字は自動ではないので、切り替えないと「 00」になってしまいます。「99→100」「199→200」「299→300」というように、3桁目が切り替わるタイミングには(下2桁が99になったら)、ダイヤルで数字を合わせましょう。
1桁目側にあるダイヤルは1桁目を動かすダイヤルで、3桁目側にあるダイヤルは真ん中の2桁目と3桁目を動かすダイヤルです。後者は引っ張り出せるようになっており、そのままだと2桁目が、引っ張り出すと3桁目が動く仕組みになっています。手を汚すことなく数字を調整できる点も魅力の一つといえるでしょう。
<インキの補充方法>
1.透明スライドを押し込み、ロックする
2.カートリッジ式パッドを取り外す
3.スタンプパッドの表面に、全体が染まるくらいインキを塗布する(約10滴で約300回の連続なつ印が可能)
4.カートリッジ式パッドの向きに注意し、本体にセットする(カチッと音がするまで押し込みましょう)
ナンバリングスタンプならシヤチハタにおまかせ
ナンバリングスタンプは、自動的に次の番号に繰り上がるため、事務作業を効率的に進めるうえで役立ちます。
シヤチハタのナンバリングスタンプ「ページナンバースタンプ」は、数字だけのシンプルなつくりですが、複雑さがない単機能だからこそ気軽に使える魅力があります。数字の視認性にも優れており、書体は2種類から選ぶことができます。
「ナンバリングスタンプの購入(買い替え)を検討している」「シンプルで使いやすいナンバリングスタンプを探している」という方は、ぜひページナンバースタンプもチェックしてみてはいかがでしょうか。