大人の塗り絵を趣味に!絵柄選びのポイントとおすすめの色鉛筆
いま趣味として、「大人の塗り絵(コロリアージュ)」を始める方が増えています。塗り絵は子どもの頃に遊んで以来、という方も多いでしょうが、大人の塗り絵(コロリアージュ)は絵柄が緻密なので、没頭して楽しむことができます。
今回は、大人の塗り絵(コロリアージュ)の魅力、絵柄選びのポイントなどについてご紹介します。新しい趣味を探している方は、ぜひ読んでみてくださいね。
おうち時間におすすめの「大人の塗り絵(コロリアージュ)」とは
大人の塗り絵(コロリアージュ)とは、細かい模様・絵柄に色を塗る大人向けの塗り絵のことです。かなり細かなデザインのものもあり、自分の色彩感覚に従って色とりどりに仕上げることができます。
丁寧に塗ればアート作品のように美しく仕上がるため、塗り終わった後も額装したり、アートブックとしてコレクションしたり、さまざまな形で楽しむことができますよ。
最近はおうち時間が増えたこともあり、大人の塗り絵(コロリアージュ)が再注目されています。考えごとなどを一旦忘れて没頭できるため、ストレス解消や気分転換になるでしょう。塗り絵本と色鉛筆があれば誰でも気軽に始められるので、ぜひ趣味の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
花柄?幾何学模様?塗り絵の絵柄はどう選ぶ
大人の塗り絵(コロリアージュ)は種類が多く、絵柄もたくさんあります。動物や植物、人物、空想上の風景などさまざまなデザインがありますが、ここではの絵柄の選び方についてご紹介します。
キャラクターや植物などテーマで選ぶ
どんな絵柄を選んでいいか迷ってしまう方は、デザインのテーマに注目して選んでみてはいかがでしょうか。動物や植物は、塗る色のイメージが付きやすいため初心者でもおすすめです。
<絵柄の参考例>
コロリアージュ:猫の白雪姫
コロリアージュ:空想の植物
絵柄の難易度から選ぶ
絵柄の難易度を意識して選ぶというのも、ひとつの手です。
初心者であれば、絵柄が大きくて色を塗る面積が少ないもの(配色的に白が多いもの)が取り組みやすいでしょう。あまりにも細かいものから始めてしまうと仕上げきれない可能性があるので、最後まで楽しめる難易度のもので挑戦してみてくださいね。
色塗りに慣れてくると、大きいイラストや塗る面積が少ないものに物足りなさを感じてしまうかもしれません。そんな方には、線が多くて塗る場所が多い中級者向けの絵柄がおすすめです。モチーフの幅が広がるので、より好みの絵柄が見つかる可能性が高く、没頭して楽しめます。
大人の塗り絵本を一冊塗りきるほど夢中になっている方には、テクニックが身に付く上級者向けの絵柄にチャレンジしてみましょう。例えば、幾何学模様や曼荼羅(まんだら)模様などはデザインが細かく、自分流にアレンジしながら楽しめるのでおすすめです。
<絵柄の参考例>
コロリアージュ:人物とドレス
コロリアージュ:人魚のバスルーム
大人の塗り絵(コロリアージュ)について詳しく知りたい方はこちら
初心者でも安心!きれいに色を塗るコツ
塗り絵の仕上がりを決めるのは、やはり色の塗り方ですよね。順序や色鉛筆の動かし方などで、ムラが出にくくなったり、メリハリが付いたりします。
ここでは、きれいに色を塗るためのコツを3つ簡単にご紹介します。
- メインカラーを決める
- 広い面は輪郭をなぞってから内側を塗る
- 細かい部分は尖った鉛筆を使う
なお慣れてきたら、同じ色鉛筆だけではなく、同系色の色鉛筆を複数使いしてグラデーションをつけても素敵に仕上がりますよ。
絵柄に命を吹き込む!おすすめの色鉛筆「ファーバーカステル」
塗り絵に欠かせないアイテムといえば、「色鉛筆」ですよね。ここでは、塗り絵をより美しく見せるドイツの筆記具ブランド「ファーバーカステル」の色鉛筆をご紹介します。
ファーバーカステル 色鉛筆
ファーバーカステルの色鉛筆は、芯の折れにくい製法が採用されています。色鉛筆そのものの品質の高さはもちろん、ファーバーカステル伝統のクラシックな絵柄入りの缶も素敵です。
12色セットや36色セットがあるほか、丸缶のタイプも2種類あります。
丸缶タイプは中間色を中心に揃えているため、絵柄に合わせて細かく色を使いわけたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
なお、軸部分には名前が書けるスペースがあります。学校などで使う場合も、紛失の心配が減って便利ですよ。
ファーバーカステル 水彩色鉛筆
水彩色鉛筆は水で濡らすと水彩絵の具のように淡くて優しい色になります。通常の色鉛筆とは違う表現が楽しめるので、大人の塗り絵にピッタリでしょう。
こちらも折れにくいSV製法によってつくられており、やわらかくて滑らかな描き心地なので、長時間の塗り絵にも最適です。
12色セット、36色セットがあるほか、丸缶タイプもあります。
水彩色鉛筆は、通常の色鉛筆と同様に使えますが、水でぼかす際には水筆が必要です。また、水分をしっかりと吸収する水彩紙を使うと仕上がりがきれいなので、塗り絵本を選ぶ際や、ダウンロードした絵柄を印刷する際は水彩紙を選んでみてくださいね。
コロリアージュをすでに始めていて、もっと繊細な色の塗り分けを楽しみたい方には、100色セットも展開していますよ。
大人の塗り絵(コロリアージュ)について詳しく知りたい方、より高度な色塗りのコツを知りたい方はこちら
絵柄もダウンロードできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
さあ、大人の塗り絵(コロリアージュ)をはじめよう!
大人の塗り絵(コロリアージュ)は、やればやるほど楽しみを見出せます。絵柄にこだわったり、紙の材質や色鉛筆にこだわったりすることで、オリジナリティあふれる作品が生み出せるでしょう。
おうち時間を楽しく過ごす趣味を探している方、家族と一緒に楽しめる趣味を探している方は、ぜひ大人の塗り絵(コロリアージュ)を始めてみてくださいね。