こんな手描き手帳を作りたかった!ワンランク上のおしゃれウィークリー
「いつも持ち歩く手帳はお気に入りのものを使いたい!」という人は多いのではないでしょうか。市販の手帳にもかわいらしいデザインは多くありますが、手描きで一から作ると自分好みの手帳にできますよ。
この記事では、ワンランク上のおしゃれウィークリーをテーマに作成した手描き手帳をご紹介します。ぜひデコレーターのアイデアを真似して、お気に入りの手帳を作ってみてください。
手描きウィークリーのデコアイデア
ここからは、デコレーターが考えた手描きで作るウィークリーページのデコレーションアイデアをご紹介します。枠や見出しなどベース部分とレタリングや着色などデコ部分に分けて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ウィークリーページのベースの作り方
STEP01:ウィークリーに使うページの上部をカットする
まずは、ウィークリーページとして使う部分をカットして、土台を作るところからスタートです。右側のページを2枚分、上段3〜5cmカッターで切ります。ノートの継ぎ目を切るとほどけてきてしまうので、注意しましょう。
▼Decorator’s comment
まずノートの、ウィークリーとなる部分(2ページ分)の上段3〜5cmをカッターでカットします。カットする幅はお好みで構いません。ノートの継ぎ目を切りすぎないように注意しましょう。
STEP02:ページ右端を少しずらしてカットする
カットし終わったページがこちらです。1枚目と2枚目のカット幅をずらすと、ページがめくりやすくなります。また、2枚目のデザインがちらっと見えて、かわいい仕上がりになるのでおすすめです。
▼Decorator’s comment
このようになればOK!ウィークリーページの右側の長さを少し段にして変えたい場合は、奥から1cmずつずらしてカットしてみてください。よりページがめくりやすく、見た目もかわいく仕上がりますよ。
STEP03:シャープペンシルなどで下描きし、ページ端にテープなどを貼る
ページの土台作りを終えたら、シャープペンシルや鉛筆でデザイン部分の下描きをします。スタンプを押してデコれるような余白を空けておくのがポイントです。
小さなマンスリーやToDoリスト、目標欄を作っておくと、もっとウィークリーらしくなりますよ。上記の画像を参考にして、自分がウィークリーにほしい項目を作ってみましょう。
▼Decorator’s comment
シャープペンシルや鉛筆で下描きをしていきます。今回はスタンプも使用するので、絵はほどほどに。スタンプを押すための余白を残しておきました。
ウィークリーなので、その週の部分にラインを引ける小さなマンスリーや主な予定、目標などを書くと、1週間を無駄なく過ごせる気がします。
STEP04:黒ペンでなぞり、下描き線を消す
下描きが終わったら、黒ペンでなぞりましょう。クラフト紙を貼った部分は、白いインキのペンを使ってみました。なぞるペンの色を変えるだけで印象が変わるので、いろいろ試してお気に入りの見え方を探してみてください。
▼Decorator’s comment
線画を描いていきます。これは下描きを黒ペンでなぞりました。また、クラフト紙を貼った部分は、白ペンを使いなぞりました。ここであえて黒を使わないのがおしゃれに見せるポイントです。
ほんの少しの色の工夫で見え方が変わってくるため、いろいろ試してみるのも楽しいと思います。
色塗りやスタンプでおしゃれにデコレーション!
STEP01:イラストや枠内にカラーペンで着色する
下描きが終わったら、いよいよデコレーションに移ります。今回はまず、「いろもようペン」を使って色塗りをしました。いろもようペンは全29色あり、カラーバリエーションが豊富です。今回は7月のウィークリーということで夏らしく黄色系、青色系をチョイス。直接塗るとはっきりとした鮮やかな色が楽しめます。
▼Decorator’s comment
今回は主に、黄色系、青系に色を絞り着色をしていきました。そうすることで、ページにまとまり感がでます。
いろもようペンは多色展開がよく、いろいろな組み合わせで着色ができるのでとても楽しいです。レタリングを描き、その縁を黒ペンでなぞるだけでも、おしゃれに見せるポイントです。
今回はいろもようペンをそのまま着色用として使いましたが、ペンのインキをクリアファイルなどのつるつるした材質のものに出し、濃淡/混色用のペンで着色するのも、かわいく見せられるポイントだと思います。
STEP02:余白をスタンプで飾りつける
スタンプを使ったデコレーションも手軽で楽しいのでおすすめです。今回は「シヤチハタクラフトはんこ」を使ってかわいくデコレーションしてみました。普通に押しても素敵ですが、乾いたあとにいろもようペンで着色すると、もっとオリジナリティを出せますよ。
▼Decorator’s comment
「シヤチハタクラフトはんこ」を押して、いろもようペンで着色をしてみました。スタンプにはこのような使い方もできるので、絵が描けなくても簡単にかわいい手帳を作ることができます。
シヤチハタクラフトはんこは、洋柄と和柄に分かれているので、好みで揃えてみるといいと思います。インキが乾く前に塗ってしまうとにじんでしまうので、完全に乾いてから着色してくださいね。
STEP03:書き込みのあいだをスタンプで区切る
日記部分の区切りとして、「回転デコレーションスタンプmini」を活用しました。同じ柄を続けて押すとかわいく仕上がります。ちょっと空いてしまったスペースや文章の区切りに押すと、さりげなくデコれるスタンプです。
使用したスタンプパッドは「いろもよう 光彩」。インキがキラキラしているため、光の当たり具合で見え方が変わるのもポイントです。
▼Decorator’s comment
こちらはウィークリーの日記部分の話が変わる部分に区切りとして、「回転デコレーションスタンプmini」を使いました。連続で押すととてもかわいいですね。少しの隙間や区切りに使うと、さりげなくおしゃれに飾ることができるのでおすすめ。
スタンプパッドには「いろもよう 光彩」を使っています。インキがキラキラしていて、光を反射させるととてもきれいです。
完成したウィークリーがこちら!
完成したウィークリーがこちらです。色鮮やかで夏らしいページに仕上がりました。毎週このクオリティに仕上げるのは大変なので、スタンプも上手く活用しましょう。
クラフト紙やマスキングテープなど、手持ちの文具も合わせて使うのもおすすめです。ぜひワンランク上のおしゃれな手描きウィークリーを作ってみてください!
▼Decorator’s comment
完成したページはこのような感じになりました。
ここまで毎週力を入れて描けない…という方は、ぜひ「シヤチハタクラフトはんこ」や「回転デコレーションスタンプmini」を存分に使ってください。絵が描けなくても素敵な手帳ができますよ!
また、私がクラフト紙やマスキングテープを使ったように、手持ちの文具があれば一緒に使うと、もっとかわいい手帳に仕上がると思います。誰もが1度は憧れたことがある手描き手帳、ぜひ皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
デコレーターが今回使用したアイテム
ワンポイントに使える!「回転デコレーションスタンプ mini」
「回転デコレーションスタンプ mini」は、1つで10の絵柄を楽しめるスタンプです。全部で6種類あるので、集めてデコのバリエーションを増やすのも素敵ですね。今回のデコでは「ラフパターン」を使いました。
文章の区切りに押したり、同じ絵柄をくり返し押してフレームにしたりと使い方はさまざま。自分好みのデコレーションを研究してみてください。
キラッと光るインキがおしゃれな「いろもよう 光彩」
「いろもよう 光彩」は、上品な光沢があるインキを使用したスタンプパッドです。印影がほんのりキラッと光るので、ワンランク上のデコレーションを作り出せます。インキの乾きが早いので、手帳に押しても隣のページにつきにくくなっているのもポイントです。
色展開は全10色。今回のデコでは「水色」を使いました。スタンプパッドは重ねて保管できるので、複数色集めても省スペースで済むところもうれしいですね。
絵柄が豊富な「シヤチハタクラフトはんこ」
「シヤチハタクラフトはんこ」は、インキの発色を存分に楽しめるクラフトはんこです。水引やひょうたんのような日本の伝統的なアイテムから、レースやスイーツをモチーフにしたデザインまで幅広い絵柄がそろっています。
印面サイズも大中小あるので、余白の大きさや使いたい場面に合わせて使い分けられるのもポイント。ぜひお気に入りの絵柄を探してみてくださいね。
鮮やかな発色が魅力の「いろもようペン」
「いろもようペン」は、全29色を展開する色鮮やかなカラーペンです。しなりがよく耐久性に優れた極細のペン芯を採用しており、筆圧を変えることでさまざまな表現ができます。
同シリーズの濃淡/混色専用のペンを使えば、単色でグラデーションを作ったり、複数色を混ぜてオリジナルの色を作り出したりと表現の幅が広がるのもポイントです。いろもようペンを使って、カラフルな手帳デコを楽しんでください。
お気に入りの文具でワンランク上のおしゃれウィークリーを作ろう
この記事では、ワンランク上のおしゃれウィークリーをテーマに作成した手帳デコをご紹介しました。スタンプやカラーペンの使い方を工夫することで、自分らしさのあるおしゃれな手帳に仕上がります。今回ご紹介したデコレーターのアイデアを参考にして、オリジナルのウィークリーを作ってみてください。