かわいい絵とレタリングで手帳デコを楽しもう
「いろいろな手帳デコを試しているけど、もっと凝った印象のページに仕上げたい!」
そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する「絵とレタリングを使った手帳デコ」です。
この記事では、デコレーターが考案したデコレーションをご紹介します。手軽だけど時間をかけて作ったように見えるアイデアをまとめましたので、周りと少し違うページを作りたい方はぜひ参考にしてください。
絵とレタリングを使った手帳デコのアイデア
デコレーターが考案した、レタリングを使った手帳デコのアイデアをご紹介していきます。
今回はイラストとレタリングを組み合わせたページ作りがテーマです。どのアイデアも手軽にできるものばかりなので、ぜひ真似してみてくださいね♪
完成イメージがこちら!
今回はシヤチハタの「Artline Stixブラッシュマーカー」をふんだんに使い、色鮮やかな手帳に仕上げました。
ポイントは「MAY」の文字にその月の気をつけたいことを書いたところです。レタリングを使用して目立たせています。5月のページということもあり、梅雨らしく朝顔と金魚の絵を描きました。
ブラッシュマーカーをポイント使いすることで、多色使いながらもまとまった印象になっています。ここからは画像内で使われているイラストやレタリングを使った手帳デコを詳しく解説します。
▼Decorator’s comment
ブラッシュマーカーをふんだんに使い、色鮮やかな手帳ページを作りました。ポイントは「MAY」の文字にその月の気をつけたいことを書いたことです。目につきやすいところに書くことで、目標を意識しやすくなります。
絵は梅雨らしく朝顔と金魚に。ひと味違ったオリジナリティ溢れる手帳を作りたい方におすすめです。普通の水性ペンで絵を描いてから色を塗っても、水性ペンがにじまないところもブラッシュマーカーのいいところですね!
レタリングを組み合わせた文字の書き方
まずは、レタリングを組み合わせた文字の書き方を解説します。
- お好きなマスキングテープを用意します。
- 下書きをして文字の真ん中にマスキングテープを貼り、その上からマーカーで下書きをなぞります。
- マスキングテープを剥がし、できた隙間にレタリングで文字を書きます。
②で下書きをなぞる場面では、そのままマーカーでなぞると線が消えなくなってしまいます。
そのため、なぞる前に練り消しなどで線をできるだけ薄くすると、下書きが目立ちにくくなります。練り消しがない場合は、消しゴムでトントンと叩いて線を薄くしてみてください。
マスキングテープを使ったレタリングは、「MAY」の部分に使っています。特に目立たせたい部分に使うのがおすすめです。
▼Decorator’s comment
マスキングテープの太さはお好みで構いません。文字の下書きをし、真ん中にマスキングテープを貼り、その上からブラッシュマーカーで下書きをなぞります。
下書きをしたシャーペンの線は、そのまま上からブラッシュマーカーで書いてしまうと、シャーペンの線は消えません。そのため、ブラッシュマーカーを使う前に、練り消しなどで線を薄くすることをおすすめします。練り消しがない場合は、消しゴムでトントンと叩くようにすると、線が薄くなりますよ。
マスキングテープを剥がし、できた隙間にさらにレタリングで文字を書きます。そうすることでこれだけでおしゃれでひと工夫したようにも見え、何よりかわいいです。目を引く手帳を作りたい方はぜひやってみてください。このレタリングはメッセージカードの見出しにも使えます。
挑戦してみて!簡単な絵の描き方
今回は「葉っぱ」「いちご」「アサガオ」「マカロン」の描き方をそれぞれ解説します。
葉っぱ
- 線を描く
- 線を中心にして、丸を描いていく
- 何枚か書いたら完成
いちご
- 逆三角形を描く
- 上部に王冠のような形を描く
- 色を塗り、種を描き入れたら完成
アサガオ
- もくもくとした形を描く
- 中心に星を描く
- がくの部分を描いて完成
マカロン
- 横に長い楕円を描く
- 下部に花びらのような模様を描く
- ②で描いた模様の下に楕円を描く
- 色を塗って完成
▼Decorator’s comment
簡単に描けるかわいい絵の描き方です。あまり凝った描き方をしなければ、3〜4工程で描けます。
色はもちろんブラッシュマーカーで塗っていますが、着色する時の色はお好みで。他にもいろんな簡単なイラストが描きたいという方には、そういったイラスト本も市販されているのでそちらもおすすめ。手帳に手描きのイラストが添えてあるだけで、オリジナリティ溢れる手の込んだ手帳に見えますよ。
レタリングにも大活躍!「Artline Stixブラッシュマーカー」
今回のレタリングでは、「Artline Stixブラッシュマーカー」を使用しました。水性染料インキのブラッシュマーカーで、レタリングにもぴったりの商品です。
Artline Stix ブラッシュマーカーの特長は、ペン先の向きを変えなくても、筆記線の太さを変えられるところです。上記画像のようにペン先と根元で太さを変えられるので、力の入れ方次第で表現の幅を広げることができます。
また、1色だけでも重ね塗りをしてグラデーションを作ることが可能です。2色以上あるとさらにわかりやすいグラデーションになります。Artline Stixブラッシュマーカーは全部で20色あるので、ぜひお気に入りの色を見つけてみてください。
絵とレタリングでかわいい手帳を作ろう
この記事では、絵とレタリングを使った手帳ページ作りをご紹介しました。
レタリングは難しい技法に感じますが、手軽にできる方法もたくさんあります。今回ご紹介したデコレーターのアイデアを参考にして、ひと味違うページを作ってみてください。