シャチハタ?シヤチハタ? 正しくは「シヤチハタ」です。「ヤ」の文字は、小さくしないでね

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今、あなたがご覧になっているこのページ。運営している会社の名前は、お分かりですよね。
私たちのことは、皆さんきっとご存知だと思いますので、すぐに「シヤチハタ」とお答えを・・・

「・・え、違うんですか?」

まさか「シャチハタ」が、正しいと思っていました?
声に出す時は「シャチハタ」でいいんですけど、じつは、文字にする時は「シャチハタ」だと、間違いになってしまうのです。

皆さんにご愛用いただいているXスタンパーも、ネームペンも、ネーム9も、opini(オピニ)も、いろもようも、
作っている会社の名前は「シャチハタ」(“ヤ”が捨て仮名)じゃなくて、じつは、全部並字の「シヤチハタ株式会社」なのです!

なぜ「シャチハタ」じゃなくて「シヤチハタ」にこだわるのか。これを読めば、その理由がよく分かります。

INDEX

「シヤチハタ」社名の由来は金色に輝く名古屋のシンボル

シヤチハタ株式会社の創業は、
1925(大正14)年。

この年に山手線が環状線になって、
三島由紀夫も生まれました。

こう聞いただけでも、シヤチハタ株式会社の
歴史は長いことがわかります。

シヤチハタの歴史は、前身の舟橋商会で
販売したスタンプ台からはじまります。

当初は商標に日の丸を使用し、
“日の丸印の万年スタンプ台”
として売り出しました。

しかし、日本の国旗を商標に使ってはいけない。
と指摘を受け、
商標を変えることを求められてしまいます。

新しい商標を、早急に考えなければならず、
どうしようかと、悩みに悩んだ創業者。

そこで浮かんだのが、創業の地、
名古屋のシンボルである
「金の鯱(シャチ)」でした。

新商標は、日の丸の旗に収まる金の鯱。

「鯱旗印(シヤチハタじるし)」と名付けられ、
新しく“鯱旗印の万年スタンプ台”として
販売されることになったのです。

名古屋で生まれたスタンプ台を、
日本一の商品にしたい。

この思いを込めた「鯱旗」が、
「シヤチハタ」の社名に
つながるルーツとなっています。

ちなみに、
社名に「シヤチハタ」の名が付くようになったのは、
昭和に入ってからとなります。

時は流れ、1940(昭和15)年。

舟橋商会の販売部門を独立させた
「シヤチハタ商事株式会社」設立。

その翌年には、舟橋商会を改組した
「シヤチハタ工業株式会社」を設立しました。

現在の「シヤチハタ株式会社」となったのは、
意外なことに1999(平成11)年です。

シヤチハタ商事株式会社とシヤチハタ工業株式会社を
合併して社名を変更したところからです。

大きな「ヤ」にしたのは“見た目が大事だから”

シヤチハタの社名は、
名古屋の「金の鯱」が由来だったことを、
お分かりいただけたかと思います。

ここで、新たな疑問が湧いてきます。
由来が鯱(シャチ)なら、
素直に「シャチハタ」で良かったのに、
なぜ「ャ」を、「ヤ」と大きくしたのだろう?

シヤチハタは昔、
カタカナ社名のロゴマークだったことを、
覚えていらっしゃいますでしょうか?

これには社名を表記した時の、
文字の「見た目」が関係してきます。

「シヤチハタ」は、カタカナ5文字。
それぞれの文字の幅や高さが揃っていると、
バランスの良い見た目になります。

ではもし、
「ヤ」の文字を小さくして
「シャチハタ」としたら……?

「ャ」の部分が小さくなることで、
この文字だけちょっとすき間が空くことになります。
5文字の均一感も失われるため、
「ャ」の凹みが余計に目立ってしまいますよね。

社名を表記した時、
文字のバランスなど外観を美しく
見せるための配慮も、
ブランドとしての認知を上げるためには、
大切な要素となります。

「ヤ」の文字を大きくして、
社名を「シヤチハタ」とした理由には、
私たちの会社やブランドを、
皆さんにしっかり覚えていただきたいという
思いが含まれているのです。

サイズとして小さなところですが、
見た目の美しさにこだわる
「シヤチハタ」ならではの、大きな決断でした。

正しくは「シヤチハタ」ですが「シャチハタ」でOKの場合もあり?

当社の正式名称は、
すべてカタカナ並字の
「シヤチハタ株式会社」となります。

しかし、じつは例外もあります(笑)

「ヤ」を「ャ」と小さくして、
「シャチハタ」として良い場合もあるのです。

1つは、社名を英語で書く時。
シヤチハタ株式会社の英表記は「Shachihata Inc.」です。

ここでは「シヤチハタ(Shi ya chi ha ta)」ではなく、
小さな「ャ」の「シャチハタ」となります。

もう1つは、社名を発音する時。
「シヤチハタ」はちょっと言いづらいので、
声に出す時は「シャチハタ」で構いません。

テレビのCMや動画コンテンツでも、
社名の発音は 「シャチハタ」となっていますよね。

まとめると、こうなります。
・書く時(文字)は「シヤチハタ」
・発音する時(音声)は「シャチハタ」

と、区別してください。

あなたが持っているスタンプはシャチハタでも、シヤチハタでもありません

あなたが自宅や会社でお使いになっている、
当社のスタンプ。
「シャチハタ」や「シャチハタ印」と
呼んでいただくことも多いようですが、

これも、正解は「シヤチハタ」あるいは
「シヤチハタ印」なの?

いいえ、じつはどちらも違うのです。

シヤチハタがスタンプ台のいらない浸透印を
発売したのは、1965(昭和40)年。

この時に付けられた商品名は
「Xスタンパー(X stamper)」でした。

「Xスタンパー」は、
オーダーメイドで多種多様にオリジナルの
スタンプが作れる浸透印。

勘定科目から住所印まで、幅広く対応できて、
現在も当社の主力商品となっています。

さらには、
「Xスタンパー」の技術は他のシヤチハタ製品
にも生かされています。

「ネームペン」「ネーム9」「キャップレス9」も
スタンプ台いらずの人気商品です。

「シヤチハタ」トリビアかも知れませんが、じつは、
「シヤチハタ」という名前の商品はありません(笑)

現在多くの方にお使いいただたいている
当社商品には、
それぞれに正式なネーミングがありますので、
この機会にぜひ知ってくださいね。

あなたが持っているスタンプはシャチハタでも、シヤチハタでもありません。

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「おなまえ」に深く関わる会社だから何度でもお伝えしたいのです

“社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。”

新しい商品やサービスの情報などを、
プレスリリースという場で公式にお知らせする時、
正しい社名を知っていただく目的で、
上の一文を必ず明記しています。

社名を「シャチハタ」と間違われてしまうことは、
テレビや新聞、
インターネットといったメディアでも結構あります。

たかが「ヤ」と「ャ」の小さな違い
かもしれませんが、
おなまえにこだわるシヤチハタには
大きな意味があります。

「金の鯱」に由来する社名にも、
「シヤチハタ」と並字で揃えた理由にも、
当社の素直な思いや深いこだわりが、
しっかりと含まれています。

当社の社名を正しく知っていただけるように、
これからも、何度でもお伝えしていきます。

私たちの会社の名前は「シャチハタ」ではなく、
「シヤチハタ」です。

まだこの事実を知らない方へ、こっそり教えて
あげてくれたら嬉しいです。

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